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冷蔵庫の奥にある瓶や調味料を取りたいのに、手前の物をいったんどかさないと取れない。
取った後はまた元に戻す必要があり、奥に何を入れたのか分からなくなることもあります。
そんなときは、収納量を増やすことよりも、「奥の物へどうアクセスするか」を考えると整理しやすくなります。
奥の物をまとめて手前へ引き出す方法もあれば、トレーを回転させて必要な物だけ手前へ移動させる方法もあります。
どちらが合うかは、冷蔵庫に入れている物によって変わります。
冷蔵庫の奥が使いにくいのは「見えない・取れない」から
冷蔵庫は奥行きがあるため、手前と奥の2列に食品を置けます。
収納量だけを考えれば便利ですが、奥へ入れた物は手前の物に隠れやすくなります。
特に、ジャム・瓶入り調味料・小さな容器などを並べていると、奥の物を取るために手前の瓶を動かす場面が増えます。
その結果、
- 奥に何があるのか分からない
- 同じ食品を買ってしまう
- 賞味期限まで存在を忘れる
- 奥の物を取るたびに手前をどかす
といったことが起こりやすくなります。
ここで重要なのは、「冷蔵庫にもっと入れること」と「冷蔵庫から取り出しやすくすること」は別という点です。
奥の物を取りやすくする方法は主に3つ
1.手前と奥で使用頻度を分ける
まず試したいのは、収納用品を増やさずに配置を変える方法です。
よく使う物を手前、使用頻度の低い物を奥へ置きます。
これだけで困らないなら、新しい収納用品を買う必要はありません。
ただし、同じ種類の瓶や調味料が複数あり、奥の物も頻繁に使う場合には、配置だけでは手前をどかす動作が残ります。
2.奥行きのあるトレーでまとめて引き出す
食品をカテゴリーごとにまとめたいなら、奥行きのあるトレーを使う方法があります。
例えば「朝食セット」「調味料」「デザート」のようにまとめておけば、奥の物までトレーごと手前へ引き出せます。
細かい食品をまとめて管理したい場合には使いやすい方法です。
一方で、奥にある瓶を1本だけ取りたい場合でも、基本的にはトレー全体を引き出すことになります。
3.回転トレーで奥の物を手前へ回す
瓶やジャムなどを複数並べているなら、回転式のトレーを使う方法もあります。
トレー自体を回すことで、奥にあった物を手前まで移動させてから取れるのが特徴です。
手前の瓶を一つずつ持ち上げてどかす必要がありません。
ただし、回転式には向き・不向きがあります。
「まとめて引き出す」か「回して取る」かで選ぶ
トレーを選ぶ前に、普段どんな動作で困っているのかを確認します。
- 食品をカテゴリーごとまとめて取り出したい → 奥行きのあるトレー
- 奥にある瓶や容器を1個ずつ取りたい → 回転トレー
- 配置を変えるだけで取りやすくなる → 収納用品を増やさない
この違いを決めずに収納用品を増やすと、冷蔵庫の中にトレーが増えただけで、使いにくさが残ることがあります。
先に「何を入れるか」と「どう取りたいか」を決めるのがポイントです。
瓶や小さな容器なら回転トレーという方法もある
ジャム、瓶入り調味料、小さな容器などを奥まで並べている場合に候補になるのが、山崎実業の「冷蔵庫中回転式トレー tower スクエア」です。
本体サイズは約幅20×奥行20×高さ2.9cm。
トレーを360度回転させることができ、奥側にある物を手前へ移動させて取り出せます。
耐荷重は約2kgです。
底面には滑り止めがあり、冷蔵庫内で使えるよう耐冷温度は−40℃とされています。
高さ約2.9cmと浅いトレーなので、上段などでも中の物を取り出しやすい形状です。
ただし、20×20cmのスペースがあれば必ず使いやすくなるわけではありません。
回転させるための空間や、載せる物の大きさ・重さまで考える必要があります。
購入前に確認したい5つのポイント
① 冷蔵庫の棚に20×20cmを確保できるか
最初に測りたいのは、設置予定の棚です。
本体は約20×20cmなので、少なくともその設置面積が必要になります。
ただし、冷蔵庫内には棚の支柱や段差、ドアを閉めたときに干渉する部分などがあります。
棚板そのものの大きさではなく、「実際に置ける平らな部分」を測るのがポイントです。
② トレーを回転させられるか
ここは回転式ならではの確認ポイントです。
本体を置けても、周囲に物を詰め込みすぎれば回転させにくくなります。
また、トレーから大きくはみ出す容器を載せると、回したときに隣の食品や冷蔵庫内壁へぶつかる可能性があります。
「置けるか」だけでなく「中身を載せた状態で回せるか」まで考えます。
③ 何を載せるのか決める
回転トレーは、冷蔵庫内のすべての食品を載せるためのものではありません。
瓶入り調味料、ジャム、小さな容器など、奥に行くと取りにくい物をまとめると使いやすくなります。
反対に、大きな保存容器や幅のある食品を隙間なく収納したい場合には、四角い通常トレーの方がスペースを使いやすいことがあります。
④ 中身を含めて約2kgを超えないか
耐荷重は約2kgです。
瓶は1本ずつなら軽く見えても、複数載せると重量が増えます。
特にガラス瓶や液体入りの調味料をまとめる場合は、トレー上の合計重量で考えます。
重い物を大量にまとめたい場合は、別の収納方法を検討します。
⑤ 収納量より「取りやすさ」を優先したいか
回転式を選ぶうえで、ここが最も重要です。
冷蔵庫の棚は四角形です。その中に回転するトレーを置けば、棚全体を四角いケースで隙間なく使う方法と比べて、周囲に使いにくい空間ができる場合があります。
つまり、回転トレーは「収納量を最大化するための道具」とは限りません。
少しスペースを使ってでも、奥の物を探したり、手前の物をどかしたりする手間を減らしたい場合に向いています。
回転トレーが向いている人
この方法は、
- 奥の瓶を取るたびに手前の物をどかしている
- ジャムや調味料など小さな容器が多い
- 冷蔵庫に20×20cm程度のスペースを確保できる
- 収納量より取り出しやすさを優先したい
- 奥に何があるか分からなくなることが多い
といった場合に検討しやすい方法です。
特に、「奥に入ること」ではなく「奥から取れないこと」が困りごとなら、回転させる仕組みが問題に合っています。
回転トレーを使わない方がいい場合もある
一方で、
- 冷蔵庫内の収納量をできるだけ増やしたい
- 20×20cmのスペースを確保できない
- 大きな保存容器を収納したい
- 食品をカテゴリーごとまとめて取り出したい
- 奥の物も問題なく手で取れる
という場合は、回転式にこだわる必要はありません。
カテゴリーごとまとめたいなら奥行きのあるトレー、そもそも奥まで簡単に手が届くなら収納用品を追加しない方法もあります。
「回ると便利そう」という理由だけで選ばず、今困っている動作が減るかで判断します。
冷蔵庫は「たくさん入る」より「奥まで使える」を考える
冷蔵庫の奥が使いにくいとき、収納ケースを増やすことだけが解決策ではありません。
まず、よく使う物を手前へ移す。
カテゴリーごと取り出したいなら、奥行きのあるトレーを使う。
瓶などを1個ずつ取りたいなら、回転トレーで奥の物を手前へ移動させる。
このように、「何を入れるか」ではなく「どう取り出したいか」から収納方法を決めると、自分の冷蔵庫に合った方法を選びやすくなります。
回転式を選ぶ場合は、設置面積だけでなく、周囲に回転できる余裕があるか、載せる物が耐荷重に収まるかまで確認しておきます。
収納量を少し増やすことより、毎日奥の物を取り出す手間を減らす方が、自分の使い方には合っているかもしれません。



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