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旅行前にスーツケースへ荷物を詰め終わったものの、「航空会社の重量制限を超えていないかな?」と気になることはありませんか。
まだ余裕があるように見えても、実際に何kgあるかは外見だけでは分かりません。かといって、重さが分からないまま荷物を減らすのも迷うところです。
そんなときに使えるのが、荷物の重さを測るラゲッジスケールです。
ただし、スーツケースの重さを知るために、必ず専用のはかりを買う必要はありません。
この記事では、まず無料で試せる計量方法を紹介し、携帯用ラゲッジスケールが必要になる条件と、ドリテック「LS-108BK」を購入する前に確認したい注意点を整理します。
まず確認したいのは、航空会社の重量制限
スーツケースを測る前に、利用する航空会社や運賃の条件を確認しましょう。
預け入れ手荷物の重量制限は、航空会社だけでなく、運賃種別や路線などによって異なる場合があります。
また、重量だけでなく、荷物の個数やサイズにも制限が設けられていることがあります。
最初に確認するのは、今回の航空券に適用される重量・サイズ・個数の規定です。
乗り継ぎ便や往路と復路で条件が異なる場合もあるため、旅行全体の条件を確認しておくと判断しやすくなります。
スーツケースの重さを無料で確認する方法
ラゲッジスケールを購入する前に、手元の道具や旅行先の設備で計量できないか確認しましょう。
自宅の体重計を使う
自宅に体重計があるなら、まず利用できないか確認します。
スーツケースを安全に載せられ、表示が確認できる場合は、そのまま計量する方法があります。
また、自分だけの体重と、スーツケースを持った状態の体重との差から荷物の重さを求める方法もあります。
ただし、荷物を抱えた状態で体重計に乗るとバランスを崩すおそれがあります。重い荷物を持って乗る方法は、安全に実施できる場合に限り、無理をしないでください。
体重計の測定範囲や表示単位、測定条件にも注意が必要です。
ホテルなどの計量設備を確認する
旅行先では、宿泊施設に荷物を測れる設備がないか問い合わせる方法もあります。
すべてのホテルに計量設備があるわけではないため、利用できることを前提にしないでください。
帰路でお土産などが増える予定なら、出発前にホテルへ確認しておくと判断しやすくなります。
空港の計量設備を利用する
空港で荷物を測れる場合もあります。ただし、利用できる設備やタイミングは空港・航空会社によって異なります。
空港に着いてから重量超過が分かると、その場で荷物を整理する必要が生じることがあります。
出発前に重さを把握したい場合は、空港での計量だけでは不十分なこともあります。
携帯用ラゲッジスケールが必要になるのはどんな人?
携帯用ラゲッジスケールが役立つのは、出発前や旅行先で、荷物の重さを自分で確認したい場合です。
- 自宅に荷物を測れるはかりがない
- 帰路にお土産などで荷物が増えることが多い
- 旅行先で利用できる計量設備が分からない
- 荷物を詰め直しながら何度か重さを確認したい
- 安全に持ち上げられる重量の荷物を測りたい
反対に、手持ちのはかりで十分に測れる人や、旅行先でも計量設備を利用できる人は、買い足さなくてもよいでしょう。
また、ラゲッジスケールは荷物を軽くする道具ではありません。重量超過が分かった場合は、荷物を減らす、分けるなど、航空会社の規定に沿った対応が必要です。
ドリテックLS-108BKの特徴と購入前に確認したい仕様
今回の候補は、ドリテックの「サイズもはかれるラゲッジスケール LS-108BK」です。
吊り下げて荷物の重量を測れるほか、80cmのメジャーも備えています。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | LS-108BK |
| 計量範囲 | 50g〜50.00kg |
| 最小表示 | 50g |
| 測定精度 | 1〜30kg以下:±0.35kg/30kg超〜50kg以下:±0.50kg(指定条件下) |
| 本体サイズ | 約155×34×60mm |
| 本体質量 | 約135g |
| 電源 | 電池不要の発電式 |
| メジャー | 80cm |
本体は約135gですが、荷物と一緒に持ち運ぶ道具なので、旅行中の荷物がその分増えることも考慮してください。
電池不要で、メジャーを引いて戻すと発電する
LS-108BKは、メジャーを引き出して戻す操作で発電する仕組みです。
電池を交換する必要がない一方、使用前には発電操作が必要です。
電源を入れてから使用できる時間にも限りがあるため、取扱説明書の手順に従って操作してください。
0.5kg以上で表示を固定できる
荷物を持ち上げて測定値が安定すると、「H」が表示され、数値が固定されます。
この表示固定機能は0.5kg以上で働く仕様です。
ただし、数値が固定されることと、航空会社の計量結果に一致することは別です。
最小表示50gは、誤差50gという意味ではない
ラゲッジスケールを選ぶ際に注意したいのが、表示の細かさと測定精度の違いです。
LS-108BKは50g単位で表示しますが、50gの誤差で測れるという意味ではありません。
取扱説明書に記載された精度は、温度23±5℃、湿度50±20%の指定条件下で、次のとおりです。
- 1kg以上〜30kg以下:±0.35kg
- 30kg超〜50kg以下:±0.50kg
たとえば、航空会社の重量制限が23kgで、LS-108BKの表示が22.9kgだったとします。
表示だけを見ると制限内ですが、指定条件下でも測定誤差があるため、実際の重量が23kgを超えている可能性を否定できません。
さらに、航空会社の計量機器や判定は、この製品の表示値とは別です。
重量制限ぎりぎりの表示を、安全に通過できる重量と考えないことが重要です。
出発前には余裕を残すことを意識しましょう。ただし、何kg余裕があれば必ず通過できるという保証はありません。
LS-108BKを安全に使える荷物か確認する
購入前に確認したいのは、重量だけではありません。
吊り下げ式のはかりでは、荷物の持ち手の状態と、使用する人が安全に持ち上げられるかが重要です。
持ち手は中央にあり、十分な強度があるか
荷物の中央にある、十分な強度の持ち手へ装着することが基本です。
持ち手が破損・劣化している場合は使用しないでください。
また、特殊な形状の持ち手や、装着部が安定しない荷物に使えるとは限りません。
装着できるかどうかだけでなく、荷物を持ち上げたときに外れたり、破損したりする危険がないかを確認する必要があります。
荷物を水平に、無理なく持ち上げられるか
計量するときは、荷物をゆっくり持ち上げ、水平な状態を保ちます。
ただし、最大50kgまで計量できることは、50kgの荷物を誰でも安全に持ち上げられるという意味ではありません。
腰などに問題がある人や、荷物を安全に持ち上げられない人には、この方法を勧められません。
無理に持ち上げず、床置き型のはかりや、ホテル・空港の計量設備などを検討してください。
測定中は荷物の下に足を入れない
吊り下げた荷物が落下すると、けがや破損につながるおそれがあります。
周囲に人や壊れやすい物がない場所を選び、荷物の下に足を入れず、安定した姿勢で計量してください。
LS-108BKが向く人・向かない人
購入候補になる人
- 旅行前と帰路の両方で荷物を測りたい
- 自宅や宿泊先で計量手段を確保しにくい
- 荷物に中央の丈夫な持ち手がある
- 荷物を無理なく、安全に持ち上げられる
- 測定誤差を理解し、重量制限に余裕を持たせて判断できる
- 重量だけでなく、メジャーで荷物の寸法も確認したい
購入を見送った方がよい人
- 自宅のはかりなどで十分に計量できる
- 旅行先でも計量設備を利用できる
- 重い荷物を安全に持ち上げられない
- 持ち手が破損・劣化している
- 特殊な持ち手形状で、安全に装着できるか分からない
- 表示値だけで航空会社の重量判定を確定させたい
- 荷物そのものを軽くしたい
購入する場合も、使用前にメーカーの取扱説明書を確認してください。
よくある疑問
スーツケースの重量制限が23kgなら、22.9kgで大丈夫?
22.9kgという表示だけでは、航空会社の判定を通過すると保証できません。
ラゲッジスケールには測定誤差があり、航空会社が使用する計量機器も異なります。
制限ぎりぎりを避け、余裕を持って荷物を調整してください。
50kgまで測れるなら、50kgの荷物を持ち上げてもよい?
いいえ。計量できる上限と、安全に持ち上げられる重量は別です。
無理な持ち上げは避け、安全に扱えない荷物は別の計量方法を選んでください。
荷物のサイズも測れる?
LS-108BKには80cmのメジャーが付いています。
ただし、航空会社のサイズ規定は、縦・横・高さの合計や各辺の条件など、航空会社ごとに異なる場合があります。
メジャーで測った寸法と、利用する航空会社の規定を照らし合わせてください。メジャーが付いているだけで、サイズ制限への適合が保証されるわけではありません。
まとめ|まず計量手段を確認し、必要な場合だけ買い足す
旅行前にスーツケースの重さが分からないときは、まず航空会社の重量・サイズ規定を確認しましょう。
そのうえで、自宅の体重計やホテル・空港の設備で計量できないか検討します。
手持ちの方法では不便で、旅行先でも繰り返し重さを確認したい場合には、携帯用ラゲッジスケールが選択肢になります。
ドリテックLS-108BKは、最大50kgまで計量できる電池不要の製品ですが、50g単位の表示は測定精度を意味しません。
持ち手の強度、安全に持ち上げられるか、測定誤差、航空会社による最終判定を理解したうえで、必要かどうかを判断してください。



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